2012/10/26

新Windows発売おめ!

昨日発売されたという新バージョンWindows。今回のポイントは、今までのWindowsの延長線上のWindows8というのに加え新たに「RT」とよばれる新バージョンWindowsが加わり、そしてOS屋でありハード屋ではなかったMSがRT専用のハードウェア「Surface」を作ったところにあります。それはまさにAppleで言うところのOSXが動くMacとiOSが動くiPadの関係といっていいでしょう。

 

大雑把に言ってAppleが世界最大の時価総額の会社になったのは、ハード(iPodからiPhoneそしてiPad)とソフト(iOS)の両方を同じ会社が作り、iTunesStoreというオンラインショップで音楽やアプリや映画等様々な買物をさせた事に起因します。「iTunes&iOS機器にはゴールドが埋まっている」世界のソフトウェア開発者がそう思って集結したのも大きいでしょう。それがついにはMSをも抜き去る事になりました。MSもOSを売るだけではなく、「そういうエコシステム」が巨万の富を生み出すことを認識、同じ事をMS流にやるためRTというiOSを作りSurfaceというiPadを作りました。
ということで今日に至ったという認識は誰もが認めるところだと思います。

 

では相当後出しになったMSのハード&ソフトはAppleに対抗できるのか?これはまだ製品を触ったことないからなんとも言えないのですが、とりあえずYoutubeの動画から使い勝手などを考えてみます。

 

 

 

上記、動画を見てみました。

 

まずSurface公式のPVです。一見してAppleのPVかと見まごうようなPVです。Surfaceを使ってやれることはiPadでも殆どやれそうです。違いとして強調されてるのはカバーにもなるキーボードだと思いますが、これが果たして消費者の選択のキーになるのかどうか?個人的にはならないと思います。これは「テキスト情報を発信する>そのために物理キーボードが便利」という解釈からくる発想だと思いますが、iPadはどちらかというと「情報(音楽や映画なども含め)消費端末」なんです。情報を見るため、聞くための端末。「情報の消費」がAppleのビジネスになってるわけです。真似をしようと思えば情報の消費に主眼を置くべきです。そしてもしどうしてもiPadでテキストをバシバシ打ちたかったらBluetoothのキーボードが何種類も出ています。

 

2つ目の動画はSurfaceとiPadのインターフェイス比較。

 

iPadより大きい画面で3:1くらいの画面割合でカレンダーとWeb閲覧とかマルチタスクが出来るのは便利そうです。またRTでそう呼ぶのかわかりませんが「People」はiOSにはない概念です。ようは「人」を中心にした情報の見方です。◯◯さんのメールとツイートとFacebook投稿が一覧できるというやつです。これも便利そう。
ただ出来る事は殆ど変わらないと思います。

 

出来る事が同じだとすると後はセンスの問題です。確かにSurfaceのインターフェイスはサクサク動いて気持ちよさそうですが老若男女誰もがあのインターフェイスをすぐに使いこなせるかと言ったらちょっと疑問です。個人的には、PCと違いスマフォやタブレットは一つのアプリが立ち上がり何かをする。他のことをやりたければまず前のアプリを終えて次のを動かす、というようにマルチタスクである必要はないと考えています。裏で動いているかはさておきです。それが老若男女誰でも使えるインターフェイスだと僕は感じますしAppleも考えていると思います。

 

そしてこのビジネスの趨勢を決めると思われるAppleで言うところのiTunesStoreですがそれがまだ現段階でははっきりしていません。僕が情報を追えていないだけかもしれませんが、MSのサービスで音楽を買ったり映画を買ったりという話をまだあまり聞いたことがありません。それもまずSurfaceが上手に離陸しないとついてこないはなしなのかもしれませんが。またAppleとの決定的な違いというか先行している部分といえるOffice系ソフト、ハードコアゲーム機のXboxとの関連性ももう一つ掴めていません。違いを打ち出すとしたらこの2点なんでしょうけども。

 

さて、個人的には上記のように感じた今回のMS新OS&新ハードの発表です。MSは再びAppleを追い抜くことが出来るのでしょうか?

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2012/09/13

Appleキーノートへの驚きがないことへの心配に対して

テクノロジーライターの大谷和利さんが今回のAppleキーノートを見て次のような記事でAppleを心配されていました。

驚きのなさに驚いたiPhone5の発表イベント

僕はこの記事を読んで少し疑問を持ったというか、わかるんだけどもう少し深く見たほうがいいんじゃないかなと思いました。

まずiPhoneですが、もうこの形、このOSで出来る事の殆どはここまででかなりやりきっているんだと思いました。CPUの性能が上がったり通信システムがLTEになったりという細かい更新事はありますが「マルチタッチで操作するんです」だとか「ジャイロセンサーで画面の向きが変わります」といったようなそれまでの携帯電話になかった大きなファクターはもはやそうはありません。
そしてスマートフォンがこの形である限り、他のメーカーも想像を超える大きな変化はなかなか作り得ないと思います。例えばカメラ。あんな薄いところに極限まで小さくしたカメラを埋め込んでいるのです。ここから変えようと思ったらiPhone自体の形を大幅に変えないと難しいでしょう。

故にジョブズがやっていたような「大きな演出」はもうiPhoneのキーノートにフィットしなくなりつつあるのだと思います。(情報のリークに関しても上記理由からそこまで徹底して隠す必要がなかったとも言えると思います。)

また、その「大きな演出」はスティーブ・ジョブズだから活きていました。

ジョブズは言うなれば「稀代のロックアーティスト」でした。その最高のアーティストがギターを奏でるから聴衆が陶酔するのであって、そうでない人がギターをいくら上手く弾いても上手いだけでしかありません。ジョブズが死に際クックに「俺と一緒のことはするな」と言い残していったという話がありますがキーノートについてもそれは言えます。

私がAppleを心配するとすれば携帯電話や音楽プレーヤー、PC、タブレット以外にAppleが進出するカテゴリーを発掘し続けられるか?というところにあります。
直近で一番期待されるカテゴリーが「テレビ」ですが、これも説明すると長くなるのでここでは言いません。しかし相当に困難なカテゴリーです。そういうカテゴリーを見つけ出し続ける目を持った人物がいるかどうか?また見つけた時にリスクを取って実際に進出する勇気があるかどうか?そこにAppleの未来はかかってると思います。

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2012/09/02

この夏マスコミが全く伝えなかったこと

もう夏も終わりますが、今年の夏ほど戦後多くの日本人が「日本てなんなんだろう?」「国ってなんなんだろう?」と考えた年はなかったんじゃないでしょうか?
それが中国・韓国などの隣国の領土領海侵犯、李明博の天皇陛下に対する非礼な発言などによって気づきはじめたのは皮肉ではありますが、とにかく多くの日本人が気付きました。

「日本の周りでは本当は大変なことが起きているのかもしれない。」と。

それは今年始まったことじゃなくず〜っと続いてきたことだったのですがそれをマスコミが伝えなかったため多くの日本国民はそんな事態があると認識もしていなかったと思います。しかし、ネットの普及がリアルな情報にたどり着ける人を増やしマスコミに圧力をかけ始め、ほんの少しずつではありますが真っ当な情報を流し始めた年にもなったと思います。

それでもこの夏の話題の中心でありながらマスコミが全く伝えていないことがあります。

それは、先日香港の活動家に続き日本人が尖閣諸島に上陸したというニュースがありましたが、その活動のほとんどを仕切りあの上陸に至らしめた「頑張れ日本!全国行動委員会」の事です。

今の日本を憂い、この国を立て直すには草莽(国民一人一人)が立ち上がるしかないという趣旨のもと様々な活動を行なっている団体です。

この団体が尖閣ツアーの催行、船の手配、その他様々な準備を行い今回の行動を成功させました。同団体幹事長の水島聡氏はある層から「右翼テレビ」のレッテルを貼られるケーブルテレビチャンネル「日本文化チャンネル桜」も運営され、尖閣へのツアーは実は今回で10回目を数えるものでした。その過去9回があるからこそ、石垣の漁師の方も協力をし、海上保安庁さえも配慮のある対応をしてくれたという事もあります。

この件をマスコミは一切(というと語弊もありますが)報じていません。
なぜ報じないか?

これを報じたら多くの国民がその情報を求め、それを目にすれば戦後レジームから目を覚ますきっかけとなりうるからです。それだけ彼らの情報や行動は真っ当で理屈が通っているし、多くの人がそれを知れば燎原の火のごとく広がりを見せる事になります。そんな目覚めをされるのが戦後利得者は怖いのです。

しかし、この夏は確実に潮目がかわる夏となりました。

「義を見てせざるは勇なきなり」

我々もそんなメディア状況を知ったからにはいつまでも与えられる情報を鵜呑みにせず、本当の情報を探す努めをしなければならない時期に来たのだと思います。

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2012/06/27

ひっそりと、しかししたたかにPodcastアプリリリース

Podcast_3
Apple、ポッドキャスト専用iOSアプリ「Podcast」をひっそりと公開
自動ダウンロード、ストリーミングも可能に(インプレス:InternetWatch)

Appleから純正のiOSデバイス向けPodcastアプリが正式なリリース告知もなく公開されました。

一部の噂でiOS6の発表とともにPodcastアプリがリリースされるという噂もあったのですが、それを待つこともなく本日のリリースになりました。インプレスさんの記事にあるようにひっそりと発表しているのでそれ程意味が無いことかと思われるかもしれませんが私は違う印象を持っています。

そもそもPodcastとは何か?という事なのですが詳細はウィキペディアで調べて頂くとして簡単に言いますと、まだブロードバンドがここまで普及する以前にPCやiPodでネットラジオやネット動画を楽しむためのサービスの一つでした。出てきた当初からiPodで聞く(見る)事が前提となっていたサービスで、当時はまだここまでブロードバンド&ワイヤレス・インターネット化が進んでおらず、自宅のPCのiTunes上にまず番組を取り込み、それをiPodに同期させて聞くサービスでした。

その後急速にブロードバンド化が進みテレビと遜色ない映像がネット経由で見られるようになって来ましたが、Podcastが大きく変化することなくYouTubeの台頭によりどちらかと言えば「忘れられたサービス」になりつつありました。

しかし今時代は完全にiPhone時代(笑)。色んななWebサービスがiPhone基準で考えられ、Apple社もこのシェアを生かして様々なビジネスをiPhone基準で行うようになって来ました。

先日発表されたiOS6では今までのグーグルマップをやめ、Apple社独自の地図サービスを始めるという発表をしたばかりですが、一般向けのネット動画サービスに関してもそんなエコシステムを考えないわけがないでしょう。

そうです、このPodcastアプリはあのYouTubeからも離脱するための布石ではないか?ということです。

YouTubeも最近はチャンネルサブスクリプション(購読)をおすような動きをしていると思うのですが、映像配信者に対してもこれまでのようにあまり脈絡なく動画を上げるよりもある一定のテーマを持って上げる事を暗に要求しているような動きにも思えます。(そのチャンネル購読の考えは元々Podcastの考えでした。)それはいつまでも玉石混交の動画が入り混じるITリテラシーの乏しい人にはわかりづらい映像メディアから、誰でもチャンネルを選べばある一定のテーマをもった動画がTVの様に見られるというさらなる大衆化を考えた動きに移ってきているように感じます。そこへもってきて元々がチャンネルベースだったPodcastがダウンロードからストリーミングも可能になり、しかも携帯端末一つで簡単に視聴出来るようになると考えればAppleが一般向け動画・音声メディアとしてPodcastの再興を再考していると考えられなくもありません。

YouTubeとの差はブラウザで見れるか見れないかにある?とも思われますが、結局これだけのiOSデバイスの普及を考えればブラウザで見る事は差し引いても、逆にこれから出ると言われるiTVにもこのPodcastが載れば一般向け動画メディアとしてはこれ程筋が通る話もないでしょう。

ということで、生前ジョブズがAndroidを出すグーグルに対して激怒した事に端を発しているかどうかはわかりませんがApple社は今着実に様々なグーグルサービスから離脱を図ろうとしています。その最たるものは音声アシスタントの「Siri」だとも言われていますが、このPodcastもグーグルが展開する一般向けリッチメディアのYouTubeからApple独自サービスに呼び戻す戦略の一つではないか?と捉えるのが面白い考え方ではないでしょうか?



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2012/06/25

反原発運動で日本人は覚醒めるのか?

昨日、ヨドバシカメラ新宿東口店にしか在庫がなかったものを買いに行くため西口から歩いていったんだけどユニクロの前あたりで北朝鮮による拉致被害者救出のための署名集めを家族会の方が行われていた。行きは素通りしてしまったのだけど戻るときには「署名しよう」と思って西口に戻る途中署名した。

しかし、チャンネル桜を常々見て現状の日本の政治体制では絶対に取り戻す事が出来ない事がわかっているだけに署名する時も非常に複雑な思いのまま署名した。内閣総理大臣自身、絶対に取り戻せないと内心わかっているのにブルーリボンとかつけているのである。どれだけ拉致被害者家族の方の心を踏みにじっているだろう?(政権維持の窮余の一策としての裏交渉は断じて許されない事も記しておく)

家族会の方も現状のままでの救出が難しい事は当然わかっている。また次々通り過ぎる人を無理やり捕まえて署名させることも出来ないし意味もない。そんな境遇でも署名をしてくれる人を待ち続けている事を考えたら署名の終わり際には涙が溢れそうになったがグッとこらえて西口に戻った。

反原発運動が盛り上がる昨今だけれども、反原発運動に盛り上がっている人達は果たしてそれが解決したとして次は拉致被害者救出に盛り上がる事があるだろうか?自分の生活に関わる事だから盛り上がっているのだろうか?みんなが盛り上がっているから盛り上がっているのだろうか?TwitterやFacebookでつながりあえるからだろうか?これから声を上げるというのだろうか?自分の家族じゃないから素通りするのだろうか?自分と同じ日本人が拉致されているのである。

そんな盛り上がりは本物ではないし続かない。

この国は自分も含め「根っこ」が腐っているのに枝葉の剪定だけやったところで木が再生するはずもない。

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